日本で主に利用されているCMS製品には、オープンソースの「WordPress」や「EC-CUBE」、国産の商用CMS「Movable Type」や「microCMS」、「ferret One」などがあります。オープンソースのCMSは無料で利用できカスタマイズ性が高く、商用CMSはセキュリティやサポート体制が充実している製品が多い傾向にあります。主な日本CMS製品
- WordPress (オープンソース):世界的に最も利用されているCMSで、日本でも8割以上のシェアを占める圧倒的な人気を誇ります。プラグインによる拡張性が高く、様々なテンプレートが利用可能です。
- EC-CUBE (国産オープンソース):日本の企業が開発したオープンソースのCMSで、ECサイト構築に特化しています。本体は無料で利用でき、ショッピングカートやマイページなどの機能が充実しています。
- Movable Type (国産商用CMS):アメリカ発祥ですが、現在では国産のCMSとして位置づけられています。東証プライム上場企業や国立大学などで高いシェアを持ち、静的ページの生成による高速表示、ヘッドレスCMSとしての利用も可能です。
- microCMS (日本製ヘッドレスCMS):ABEMAやfreeeなど多くの有名企業で導入されているAPIベースのヘッドレスCMSです。柔軟なシステム構成が可能で、様々なデバイスへのコンテンツ配信に適しています。
- ferret One (国産クラウド型CMS):株式会社ベーシックが提供するCMSで、BtoBマーケティングに必要なMAツール機能(メール配信、リード検知)を備えています。最近ではAI機能も強化されており、マーケティング担当者のアシスタントとしても利用できます。
- Blue Monkey (国産クラウド型CMS):使いやすさと高いセキュリティ水準、充実したサポート体制が特徴です。WordPressやHTMLの専門知識がなくても更新作業が可能で、MAツール連携や電子ブック作成など様々な機能が利用できます。
- Kuroco (国産ヘッドレスCMS):< ディバータ株式会社 が提供する純国産のヘッドレスCMSで、エンタープライズ向けの設計がされています。会員管理や決済機能なども搭載し、パーソナライズされた顧客体験を提供できます。
CMSを選ぶ際のポイント
- 目的:ECサイト、コーポレートサイト、ブログなど、Webサイトの目的によって最適なCMSが異なります。
- 予算:オープンソースのCMSは無料ですが、商用CMSは有料です。
- カスタマイズ性:独自の機能を追加したり、デザインを細かく調整したりする必要がある場合は、カスタマイズ性が高いCMSを選びましょう。
- サポート体制:導入後のサポートやセキュリティ対策が充実しているかどうかも、国産CMSを選ぶ上で重要なポイントです。
CMS+SNS
日本のCMS+SNS対応サービスとしては、WordPress、 Movable Type、 SOY CMS、 OpenPNE、 LeadGridなどが挙げられます。WordPressはプラグインでSNS連携機能を追加し、Movable TypeもSNS連携機能を持つのが特徴です。SOY CMSやOpenPNEはブログ記事のSNS共有ボタン機能などに対応しており、LeadGridはSNS運用支援も提供しています。主な日本でのCMS+SNS対応サービス
- WordPress(ワードプレス)
- 世界的にシェアが高く、日本でもトップクラスの人気を誇るCMSです。
- SNS連携機能は、プラグイン(拡張機能)を導入することで実現できます。
- Movable Type(ムーバブルタイプ)
- 企業向けに特化したCMSとして利用され、SNS連携機能を持つ製品も存在します。
- SOY CMS(ソイ シーエムエス)
- 株式会社Brassicaが提供する、オープンソースの無料CMSです。
- SNSのシェアボタンの設置など、SNSとの連携機能が搭載されています。
- OpenPNE(オープンピーエヌイー)
- 株式会社手嶋屋を中心に開発されているオープンソースの無料CMSで、社内SNSやコミュニティサイトに利用されます。
- 社内SNSとしての活用だけでなく、ソーシャルメディアとしての機能も提供しており、SNS連携の側面も持ち合わせています。
- LeadGrid(リードグリッド)
- 株式会社GIGが提供するマーケティングに特化したCMSです。
- サイト制作だけでなく、SNS運用や広告運用など、リード(見込み顧客)獲得を支援するサービスも展開しています。
選び方のポイント
- 機能の充実度:SNS連携は標準機能か、それともプラグインなどで追加する必要があるかを確認しましょう。
- サポート体制:企業向けにサポートが充実しているCMSを選ぶことも重要です。
- 拡張性:将来的なサイトの規模拡大や機能追加を見越して、拡張性の高いCMSを選ぶことも考慮しましょう。